スローフォックストロットで使える曲は多いです。そこで「定番の曲を知りたい」「自分のテンションが上がるスローフォックストロット用の曲を知りたい」という人に向けて、おすすめの曲を10曲に厳選しました。種目の特徴や、自分自身でスローフォックストロットに適した曲の見つけ方もあわせてご紹介します。
スローフォックストロットでおすすめの曲10選
スローフォックストロットでは、さまざまな曲が使われています。その中で日本人からの知名度が高く、踊っていてテンションが上がるような曲を10曲に厳選してご紹介しましょう。
<スローフォックストロットでおすすめの曲10選>
・バート・ハワード「Fly me to the moon」
・映画『雨に唄えば』より「Singing in the rain」
・ピンクパンサーより「Theme of Pink Panther」
・Queen「Killer Queen」
・坂本龍一「戦場のメリークリスマス」
・ベン・E・キング「Stand by me」
・映画『トイ・ストーリー』より「君はともだち」
・スピッツ「空も飛べるはず」
・大改造!!劇的ビフォーアフターより「匠」
・ナット・キング・コール「Smile」
バート・ハワード「Fly me to the moon」
ジャズの名曲として多くの人に愛されています。さまざまなアレンジバージョンがありますが、『エヴァンゲリオン』のエンディングテーマで使われたバージョンは、とくにスローフォックストロット向きです。エヴァ好きの方もテンションを上げてダンスを楽しめるでしょう。
映画『雨に唄えば』より「Singing in the rain」
映画『雨に唄えば』の主題歌としてあまりにも有名です。多くの人が一度は耳にしたことのある曲なので、見ている人も巻き込みながら盛り上がれるでしょう。さわやかなバイオリンの音色が印象的で、軽快さを表現して踊りたい人に適しています。
ピンクパンサーより「Theme of Pink Panther」
ピンクパンサーのテーマも、いざ聴いてみると知っている人が多く、テンションが上がるのではないでしょうか。カウントを取りやすいため、スローフォックストロット初心者の人にもおすすめです。少しミステリアスな雰囲気を出しながらも、コミカルに踊れますよ。
Queen「Killer Queen」
世界的なロックバンド「Queen」による代表曲のひとつです。原曲のままでもクールに踊れますが、スローフォックストロットにおいてよく使われるため、種目によりマッチするスローバージョンの音源も出回っています。パワフルなハモリをバックにかっこよく決められますよ。
坂本龍一「戦場のメリークリスマス」
日本が誇る名作曲家・坂本龍一を代表する名曲のひとつです。冒頭部分の少し寂しげなピアノの音色が特徴的ですが、転調後はダイナミックなダンスに変化させることで抑揚をつけられます。外国人にも有名な曲なので、日本人としての誇りを持って使える曲といえるでしょう。
ベン・E・キング「Stand by me」
ベン・E・キングのStand by meは、イギリスの世界的ロックバンドであるザ・ビートルズがカバーして人気が爆発しました。スローフォックストロットでは、女性ボーカルでスローにアレンジした曲が使われることが多いです。
映画『トイ・ストーリー』より「君はともだち」
1995年に公開されたディズニー映画『トイ・ストーリー』の劇中歌です。老若男女から人気のある作品なので、曲がかかった瞬間に注目を集められるでしょう。穏やかで温かみのある曲と歌詞が特徴で、ほっこりした雰囲気を演出できます。
スピッツ「空も飛べるはず」
邦ロックからは、スピッツが1994年に発表した「空も飛べるはず」がおすすめです。ゆったりとしたテンポの曲なので、アレンジをせずに原曲のままスローフォックストロットに取り入れられます。聞き慣れた曲で踊りたい人にとって最適な曲といえるでしょう。
大改造!!劇的ビフォーアフターより「匠」
テレビ番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」のテーマ曲です。軽やかで聞き馴染みのある曲なので、口ずさみながら楽しく踊れる人が多いでしょう。少し個性的な曲をチョイスしたい人にもおすすめです。
ナット・キング・コール「Smile」
しんみりとした曲調が印象的で、1940年代~1950年代にかけて活躍したナット・キング・コールが歌い一世を風靡しました。マイケル・ジャクソンやエルビス・コステロがカバーしたことでも有名であり、MISIAや槇原敬之といった日本人アーティストも歌い上げています。
スローフォックストロットにぴったりな曲の見つけ方
スローフォックストロットに適した曲には、以下の特徴があります。
<スローフォックストロットにぴったりな曲の特徴>
・スローは4分の4拍子
・テンポは1分あたり112~120拍子
・小節数は1分あたり28~30小節
気になる曲をスローフォックストロットで使えるかを調べるときは、まず拍子を1、2、3、4と数えられるかを確認しましょう。拍子はBPMをチェックするサイトで調べられ、BPMが112~120の間に収まっている場合は、その曲をスローフォックストロットに取り入れられます。
スローフォックストロットの特徴とは
スローフォックストロットにはどんな特徴や歴史があるのかを知っておきたい人に向けて、スローフォックストロットの概要をざっくりとご紹介します。
<スローフォックストロットの概要>
・スローフォックストロットの原型はフォックストロット
・スローフォックストロットの特徴はゆったりとしたなめらかな動き
スローフォックストロットの原型はフォックストロット
スローフォックストロットの誕生は1929年ごろのイギリスとの説が有力です。原型はフォックストロットで、このテンポを遅くしたスローなワルツとしてスローフォックストロットが生まれたとされています。名前が長く呼びにくいため、現代では「スロー」と表現されることも多いです。
スローフォックストロットの特徴はゆったりとしたなめらかな動き
スローフォックストロットの特徴は、上下動の動きが少ない、ゆったりとしたなめらかな動きです。回転が少ない代わりに細かく動いて緩急をつけることもあります。「フォックス」という名前が示すとおり、キツネの仕草のような動きに見えることも特徴のひとつです。
まとめ
スローフォックストロットの曲としておすすめできる10曲をご紹介しました。スローフォックストロットとの相性のいい曲は邦楽から洋楽まで幅広く、聞き覚えのある曲も多かったのではないでしょうか。この記事の中からお気に入りの1曲を見つけて、スローフォックストロットを楽しんでみてくださいね。
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