社交ダンス用の練習着に決まりはあるの？選び方のポイントを解説！

社交ダンスというと、男性も女性も華やかな衣装を着て踊っている姿を思い浮かべませんか？社交ダンスを始めるなら男性の場合は「燕尾服」、女性は「ドレス」を用意しなければならないと悩んでしまうことでしょう。

今回は、社交ダンスを習う時に知っておきたい練習着を選ぶポイントについて詳しくお伝えします。

社交ダンスの練習着は自分の好きなものを選べる

社交ダンスの練習着には、とくに決まりは存在しません。あえて言うなら、踊りやすい練習着を選ぶことが大切です。競技会などに出場している選手が着るような、華やかな燕尾服やドレスでなければレッスンを受けられないわけではありませんのでご安心ください。通っているスクールで指定がなければ、自分の好みにあわせた練習着や、衣料量販店で購入できるカジュアルな服装でも大丈夫です。

ただし、腕や脚の繊細な動きの美しさが重要な社交ダンスでは、的確なレッスンの指導を受けるのに適した服装があります。これから紹介する選び方のポイントを踏まえて、社交ダンスのレッスンが楽しくなるような練習着を選びましょう。

踊りやすさを重視した「社交ダンス用練習着」の選び方とは？

社交ダンスの練習着は、男性・女性ともに、踊りやすさとレッスンに支障がないかという観点から選ぶとよいでしょう。社交ダンスを踊るのに適した練習着を選ぶ上で、大切なポイントを3つご紹介します。

動きやすさ

社交ダンスの練習着に一番大切なのは「動きやすさ」です。体を曲げたり反ったりして大きく動かす社交ダンスでは、動きに制限がかからないような練習着を選びましょう。体の動きに柔軟に対応できるストレッチ素材の練習着は、動きやすくおすすめです。また、社交ダンスは意外に運動量が多く、汗をたくさんかくため、吸汗性・速乾性のある練習着を選ぶと長時間のレッスンでもべたつきが気にならないでしょう。

体のラインが分かるデザイン

社交ダンスの細やかな動きを正しく習得するためには、体のラインに沿うような練習着が適しています。スウェットやジャージのようなダボっとした素材の服装は、社交ダンスの細かな動きが分かりにくいためおすすめできません。肌を覆っていても、体のラインが分かるような素材の練習着であれば大丈夫です。たとえば、ストレッチ素材のレギンスや長袖シャツの練習着なら、肌を露出することなく腕や脚の細かい動きを表現できます。

シンプルなデザイン

ペアを組んで踊る社交ダンスでは、相手のことを考えた練習着選びも大切です。相手と向き合って激しく踊る社交ダンスでは、ちょっとしたことがケガにつながる恐れがあります。たとえば、大ぶりの指輪やネックレスなどの装飾品が相手にあたってケガをさせてしまわないよう、気をつける必要があります。練習着も同様で、「ビジュー」や「スタッズ」が袖や首回りについているような装飾のある服は避けたほうが無難です。

基本的には、余計な装飾の付いていない、無地のシンプルな練習着であれば問題ありません。無地は味気ないという方は、柄やちょっとしたレースがついているような、控えめな装飾の練習着を選ぶといいでしょう。

 

社交ダンス用の「ダンスウェア」を練習着にするのもおすすめ

シンプルなシャツとレギンスだけでも練習着として十分ですが、ダンスウェアを着用してレッスンを受けるのもおすすめです。ダンスウェアには、練習着としても惜しみなく使える安価な商品も豊富に揃っています。競技会で着用するような華やかな服装に憧れて社交ダンスを始めた方なら、ダンスウェアを着るだけで気分が上がり、レッスンを楽しく受けられるでしょう。社交ダンスの上達には、楽しんで続けることが何より大切です。憧れのダンスウェアを練習着にすれば、モチベーションがアップするだけでなく、ドレスに見合った姿勢や動きの習得にもつながります。

また、競技会への出場に備えて、ドレスを着用したときの踊りの感覚がつかみやすいのもメリットです。普段はレギンスやワイドパンツで練習していても、本番の舞台ではドレスを着用します。社交ダンスの動きに慣れてきたら、競技会などを意識してダンスウェアを練習着として取り入れてみるとよいでしょう。

 

まとめ