50代で社交ダンス初心者？50代から始める社交ダンスについて詳しくご紹介！

昔から「五十の手習い」という、ことわざがあります。今の時代だと、65の手習いでしょうか。人生がひと段落着いた頃に、新たに何か新しい学びや、習い事を始めることです。近ごろ、50代になって社交ダンスを始める方が増えています。ダンス教室にも「50代で社交ダンスを始めるのは遅くありませんか？」という問い合わせがよくあるそうです。

今回は、50代で社交ダンスデビューするメリット、デメリットをご紹介します。

50代で社交ダンスデビューは遅い？

幅広い年代から愛される社交ダンスは、全国に約2,500箇所のダンス教室があるほど人気です。そんな、社交ダンスを50代から始めるのは遅いのか、気になるところです。ダンス教室では多くの高齢者がダンスを楽しんでいます。それも、60代、70代、さらにそれ以上の年齢の方も踊っています。50代で社交ダンス初心者になることは、決して遅くはありません。人生80年の時代、50代で初めても20年以上楽しめる趣味になります。

 

50代で社交ダンスを始めるメリット

結論からいえば、50代から社交ダンスを始めるのにデメリットはほとんどなく、メリットがたくさんあります。

社交ダンスはいくつになっても始められる

社交ダンスを楽しむ年齢層は広く、子どもさんから高齢者まで老若男女を問わず、いつからでも社交ダンスを始められます。ダンス教室には、競技ダンスに励む20代、30代のダンサーもいるでしょう。一方で、その日の体調次第で踊ったり、踊らなかったり、あくまでマイペースを守りながらダンスを楽しむ60代以上のダンサーもいます。ダンスはどんな年齢でも始められ、楽しみ方もまちまちです。

ダイエット効果

社交ダンスは、安全な室内で行う有酸素運動です。また、社交ダンスは、体全体を使って踊ります。ダイエット効果も期待できるでしょう。社交ダンスは、それほど無理せずにダイエット効果が期待できる運動だけに、もっと痩せたいときは、ダンスの練習量を増やすことで対応できます。

身だしなみやファッションに気を付ける

基本、社交ダンスは、男女ペアで踊ります。そこから、好みのパートナーに失礼のないように気を付け、身だしなみに気を付けるようになります。社交ダンスは清潔感が大事で、髪型や口臭に体臭までも気を付けるようになるのです。

マナーやエスコートも覚える

社交ダンスは、もともとハイソサイティーの世界から広まったものです。紳士淑女のたしなみでマナーは厳格です。ペアを組む相手に対する気遣いやエスコートの精神が重要になります。相手を思いやる気持ちが普段の生活に根付き、人を気遣う気持ちが定着します。社交ダンスを通してマナーやエスコートの作法を学び、実生活でもエレガントに振る舞うようになるでしょう。

体力劣化の抑制

50代になると、個人の努力により老化のスピードを抑えられます。努力次第で筋力をアップすることも可能です。社交ダンスは体全体の動かし方や、ウォーキングが学べます。50代になると背中が丸まったり、猫背が進行したりする方も出始めますが、社交ダンスでその進行を抑制する効果が期待できます。

ボケ防止効果

社交ダンス、は音楽をしっかりと聴き、メロディーやリズムに合わせて踊る全身運動です。またペアで踊るので、相手に合わせることも求められます。社交ダンスは五感を使って踊ることでボケ防止効果が期待できます。

 

社交ダンスで50代が気を付ける点

基本的には、社交ダンスは自分のペースを守って踊ることが可能です。しかし、ついつい相手に合わせて無理することもあり、思いがけないアクシデントが起きることもあります。社交ダンスにも危険が潜んでいます。

準備運動とストレッチ

社交ダンスは、ハードに踊ることも可能です。上体も足腰もフルに使うダンスもあります。体力に自信がある50代は知らず知らずのうちに無理をして、体を傷めていることもあるのです。事前に、しっかりとストレッチで体を伸ばし、入念な準備運動も行いましょう。

脱水に気を付ける

夏場など暑い時期は、社交ダンスに夢中になりすぎて脱水症状に陥る可能性があります。年齢が高くなると脱水症状に気が付きにくい所もあるため、レッスン中は水分補給に十分気を付けましょう。

急激に筋力が落ちる年齢

人間は50歳～60歳代に急激に筋力が衰えます。この年齢の体力低下は避けようがありません。しかし、この時期こそ、日ごろの運動や食事などによって、筋力の衰えに個人差が大きく出る時期です。社交ダンスに励み、体力維持を図るのがおすすめです。

 

まとめ