社交ダンスの種類まとめ！タイプ別におすすめの種目をご紹介！

社交ダンスは、老若男女問わず楽しめることから、趣味や習い事として人気があります。華やかな衣装への憧れや、交流関係を広げる目的を持つ人も多いでしょう。そんな社交ダンスには、たくさんの種類があります。曲のテンポやステップの踏み方などが、主な違いとなります。どれも魅力的であるため、選択に迷ってしまいます。

そこで今回は、社交ダンスの種類についてご紹介します。加えて、タイプ別のおすすめ種目も必見です。

社交ダンスの特徴

社交ダンスは、「ソシアルダンス」や「ボールルームダンス」とも呼ばれています。社交の場を舞台に、音楽に合わせて、男女がペアになって踊るのが特徴です。上品な振る舞いと、豊かな表現力が求められます。競技ダンスとして経験を積むと、大会などに出場する機会が得られる場合もあり、楽しみ方は色々です。

 

社交ダンスの3つの種類

社交ダンスは、3つの種類に分類できます。「スタンダード」、「ラテンアメリカン」、「パーティーダンス」です。スタンダードとラテンアメリカンの2つに関しては、競技ダンスとして成立しています。

スタンダード

スタンダードは、さらに5つの種目に分類できます。とくに、ワルツ、タンゴが定番です。そのほか、スローフォックストロットにクイックステップ、ヴェニーズワルツが挙げられます。全体を通して、比較的ゆったりとしたリズムに乗って踊る社交ダンスです。男女が両腕をホールドさせて行うため、近い距離でステップを踏むことになります。ステップにも特徴があり、かかとから踏み出すのが一般的です。

ラテンアメリカン

ラテンアメリカンも、スタンダードと同様に、5つの種目に分類できます。サンバ、ルンバという名前に、聞き覚えがある人も多いかもしれません。残りの3つは、チャチャチャ、パソドブレ、ジャイブです。男女が手を取り合いつつも、時には少し離れ、お互いの動きの制限が少ないダンス形態になっています。比較的アップテンポな曲に合わせて踊ることが多いでしょう。基本的に、ステップはつま先から踏み出します。

パーティーダンス

パーティーダンスは、4種目に分類できます。ジルバ、マンボ、ブルース、スクウェアルンバです。
技術を競うよりも、ダンスの美しさや周囲との交流を楽しむ要素が強くなります。そのため、比較的気軽に挑戦できるダンスが多くなります。

 

タイプ別！おすすめ種目

社交ダンスにどのような憧れを持っているかによって、選択する種目は変わってきます。ここからは、タイプ別におすすめの種目をご提案します。ぜひ、当てはまっている項目をチェックしてみてください。

初心者に優しい社交ダンス

まずは、「社交ダンスに慣れることから始めたい」、「ゆったり楽しみたい」、「会話を重視したい」という方におすすめの社交ダンスです。ブルースでは、ゆったりとした4拍子の音楽に合わせて踊ります。歩くような動作で難易度は低く、穏やかな雰囲気に身を任せるようなイメージです。優雅さが魅力のワルツでは、3拍子の音楽に合わせて、上下動を繰り返します。社交ダンスの基礎が詰まった内容です。回転が入るので、舞踏会に来たような気分を味わえます。

ハードな社交ダンスに挑戦したい

次に、「メディアで見かけるかっこいい社交ダンスに挑戦したい」、「派手な衣装を着てみたい」、「汗を流してリフレッシュしたい」という方におすすめの社交ダンスです。ジャイブは、早いテンポの曲に合わせたスピーディーな動きが求められるため、上級者向けとなっています。ブラジルのサンバをアレンジしたサンバでは、肌の露出が多い、煌びやかな衣装が目を惹きます。弾みや腰の動きが特徴的なダンスで、ダイエット効果が期待できそうです。チャチャチャでは、フロアの移動範囲が狭い代わりに、早いステップをこなす必要があります。明るい曲に合わせて、キレ良く踊った後の達成感を味わってみてください。

表現力を磨ける社交ダンス

最後に、「ロマンチックな演出が好き」、「ストーリー性を楽しみたい」という方におすすめの社交ダンスです。ルンバでは、男女の恋愛模様を表現するダンスから、大人な雰囲気が漂います。しなやかな動きと、繊細な表現力が必要です。普段とは違った自分の一面を知るきっかけになります。パソドブレでは、闘牛士と闘牛を演じ、力強いダンスを披露します。なにかと女性が目立ちやすい社交ダンスですが、男性への注目度が高くなる種目です。男女の息の合った駆け引きが、完成度の鍵を握ります。

 

まとめ