社交ダンスのステップが苦手な人の理由とは？うまくできる方法をご紹介！

「社交ダンスを始めたけども、ステップがうまくできなくて困っている」という方は少なくありません。経験が浅く、まだぎこちないという方も含めて、「どうにかうまくステップが踏めるコツはないか知りたい」という方はいらっしゃいませんか？

ここでは、社交ダンスでうまくステップを踏めるコツについてご紹介します。

社交ダンスのステップがうまくいかない理由

社交ダンスを練習していて、「ステップがなかなか身につかない」と悩んでおられる方もいらっしゃるでしょう。うまくいかないのには、何らかの原因があります。それがどこにあるのかを振り返ってみると良いでしょう。

ステップをなかなか記憶できない

ダンスは、立て続けに動きがありますので、覚えることがたくさんあるように感じます。とくに初心者の方は、逐一暗記しようとしますので、それが多くてパンクすることもあるでしょう。まずは大まかなところから把握するくらいの心持ちで頭に入れていきましょう。

足の動きにとらわれ過ぎている

ステップは、確かに足の動きのことですから、足をどう動かすのかというのをしっかりと知ることは大切です。けれどもそれを無理に暗記しようとしても、自然と足は動きませんし、動きの流れを曲に合わせてこなすことも難しいでしょう。

難易度の低い順に練習をしていない

とくにグループレッスンで起こりやすいのですが、周りに合わせてさまざまなジャンルの練習をしていく場合、必ずしも難易度の低いジャンルからやる訳ではないことが挙げられます。自分が練習をして苦にならないレベルからしっかりと構築していく事が近道でしょう。

 

社交ダンスのステップの覚え方

それでは、どのような事に気をつければ、ステップが上達していくのでしょうか？次に、ステップができるようになるためのヒントをご紹介します。

技ごとに区切って覚えていく

技ごとのステップのバリエーションは、そこまで多くありません。そこで、技ごとに区切って、そのステップを丁寧に拾い上げてみましょう。それを習得するといった方法を取れば、動きが把握できてくるでしょう。

動画をスロー再生しながら覚えていく

現在は、動画が普通に鑑賞できる時代です。するべきダンスの動きは、直接動画を見て、動きのイメージや注意点を知ることが可能です。

たとえばYouTubeは一般的に普及し、動画の本数も多いため、目当ての動画を探し出して見れます。また、PC・スマホ両方に対応していますので、自分が操作したい方を選べます。YouTubeの良いところは、再生速度を設定できることです。たとえば0.25倍の速度で見れば、動画がゆっくり動きますので、確認しやすいでしょう。

また、出来上がっている動画で確認する方法の他に、自分自身の動きを自分のスマホに録画し、後でそれを見てみるという方法もあります。ただ、これはある程度経験を積んで、自分で改善すべき点に気づける場合に限るでしょう。他に、スマホで撮ったものを、経験者に見てもらうという方法もあります。

リズムは口でカウントする

社交ダンスは、音楽に合わせて踊ります。それに合ったダンスをしなければなりませんので、ステップの練習から音楽ありきで動くようにするのも良いでしょう。リズムに合わせてステップを踏めば、ステップのパターンや先の動きが予想できるようになります。また、リズムに合っていれば、ダンスの見栄えも良くなるので、そこにもこだわるのも良いでしょう。

スローテンポの曲から始める

練習し始めの段階からテンポの速い曲を使ってしまうと、的確なステップは期待できないでしょう。テンポがスロー気味の曲やリズムが細かく刻まれていない曲を選んで練習するのがおすすめです。テンポが速い曲だと、まずテンポに遅れたステップになってしまうため、余計に足の動かし方に注意が向いてしまい、逆効果になるのです。

把握の順番は「全体から詳細」へ

ステップを全部細かく正確に覚えるとなると、なかなか難しく、全体のダンスの流れがわからずじまいになって、統制のとれたダンスができません。ですので、まずは大まかなステップの形から入って、余裕が出てきてからより細かい要素を取り入れていって、完璧な動きに向けて細かくしていくといった作業を心がけましょう。そうすれば、このシーンのステップが次のステップにどうつながる役割を果たしているか、全体のダンスの中でどんな意味をもっているのかまで、ひょっとしたら分かるかもしれません。

 

まとめ