幅広い人気がある社交ダンスには世界規模の大会がある!詳しく解説

幅広い人気がある社交ダンスには世界規模の大会がある!詳しく解説

社交ダンスは安定した人気があるレジャースポーツといえます。マイペースで気が向いた時だけ踊る方や、競技ダンスとしてパフォーマンスを高めるため、毎日練習している方もいます。競技ダンスは人気が高く技量を高める目的もあり、さまざまな大会が開催され人気です。日本選手権も世界大会もあります。

今回は社交ダンスの大会について紹介します。

ダンス大会を開催する日本のダンス協会

社交ダンスの大会を開催するのは、日本各地においてダンス教室などを開催している方々が参加している団体です。社交ダンスの団体は数多くあります。その中から参加者も多く歴史があり、社交ダンスの大規模な大会を主催している団体について紹介しましょう。

日本ボールルームダンス連盟(JBDF)

日本ボールルームダンス連盟、JBDF(JAPAN Ballroom Dance Federation)は「財団」とも呼ばれている、日本で最大の競技ダンス団体です。自分たちでプロフェッショナルや、アマチュアのダンス競技会を行っています。世界トップレベルのプロ選手は、この団体に多く所属しておりダンスのレベルが高い団体です。世界60か国の団体が加盟する、WDC(World Dance Council) における加盟団体のひとつです。

日本ダンス議会(JDC)

日本ダンス議会、JDC(Japan Dance Council)は、日本で2番目に大きい競技ダンス団体となっています。ダンスのプロフェッショナルと、アマチュアの競技会を開催しています。レベルの高いラテン選手が多く所属しているのです。JBDFと同じく、WDC の加盟団体のひとつです。WDCが認定する国際大会として、アジアオープンという大会を開催しています。

日本プロフェッショナルダンス競技連盟(JCF)

日本プロフェッショナルダンス競技連盟、JCF(Japan Professional Dance Competition Federation)は、日本において3番目の規模の競技ダンス団体です。JCFはプロフェッショナルの競技会と、アマチュア競技会を独自に行う団体で、WDCに加盟しています。スタンダードのレベルが高いことはよく知られています。

全日本学生競技ダンス連盟

日本の社交ダンス発展の歴史をみると、大学の社交ダンス部が果たした成果は大きいものです。昭和の時代、学ランで社交ダンスに励む男子大学生が多くいました。国内の大学の競技ダンス部・社交ダンス部・舞踏研究会などは、大学のクラブ活動として全日本学生競技ダンス連盟に加盟し、社交ダンスを楽しんでいます。約3,000人が加盟している学生組織です。

 

日本の社交ダンス競技会の特徴

競技ダンス大会は、アマチュア部門とプロフェッショナル部門に分けられます。プロ部門はだれでも出場可能で、社交ダンス教室の講師の人たちが多く出場しています。アマチュア部門は、社会人や学生さんが出場しているのです。

階級(クラス)

日本の社交ダンスはほとんどの大会で、出場する各選手がクラス分けされています。上級のA級からB・C・D級があり、最上級のSA級もあります。大会によって、出場できるクラスが決められているケースもあるのです。

 

日本の主な社交ダンス大会

日本ではダンス競技会が、全国規模や地区単位で開催されています。そういった大会の中から、全国規模の人気大会について紹介しましょう。

統一全日本ダンス選手権

統一全日本ダンス選手権は社交ダンスの複数の団体が集まり、プロフェッショナル選手の頂点を決める大変権威のある大会です。JBDF・JDC・JCFの3団体に所属する約400組が全国から集まり、競技力を競います。優勝すると実質的にその年の日本チャンピオンといえます。

日本インターナショナルダンス選手権大会

日本ボールルームダンス連盟(JBDF)が開催する、社交ダンスの大会です。毎年日本武道館で6月の2日間、大々的に開催されます。日本全国のトップ選手だけでなく、世界の有名ダンサーが参加することもあります。

スーパージャパンカップ

スーパージャパンカップも、日本ボールルームダンス連盟(JBDF)が開催する大会です。本大会ではセグエ選手権というショーダンスの大会があるのも大きな特徴となります。一般的なダンスの技術を競うとともに出場選手がテーマを決め、それを表現して表現力や技量を競う大会です。

アジアオープンダンス選手権大会

アジアオープンダンス選手権大会は、日本ダンス議会(JDC)が主催している大会です。世界各国のトップ選手が参加する、世界クラスの高い技術を競う大会です。世界各国で開催される社交ダンス大会のファイナリストが多数参加することもあります。

三笠宮杯全日本スポーツダンス大会

1981年から毎年秋に行われるダンススポーツの競技会です。日本ダンススポーツ連盟(JDSF)が開催している大会です。基本的にはアマチュア選手が参加するための大会で、プロ選手はほとんど出場しません。それでも参加するアマチュア選手はレベルが高く、ハイレベルの社交ダンスが見られます。

 

世界選手権もある

世界各国の人々も社交ダンスを楽しんでいます。社交ダンスでは世界大会も開催されているのです。そのなかでもとくに社交ダンスが盛んなヨーロッパにて、大きな大会が開催されます。

ジャーマンオープン (GOC)

大会名の通りドイツで開催されている社交ダンスの大会です。世界各国から選抜された代表選手が参加します。毎年8月ドイツのシュトゥットガルトで開催され、グランドスラム・プロフェッショナル・シニア・ユース・ジュニアまで、幅広いカテゴリにてダンスの技量が競われます。参加者数が世界最大の大会です。

イギリスにも大きな大会

イギリスには社交ダンスの3大大会があります。「全英選手権(ブラックプールダンスフェスティバル)」は、毎年5月下旬にブラックプールのウィンターガーデンで開催されます。英国で開催される3大大会の中で最も規模も大きく、由緒ある大会です。

「UK選手権大会」は、毎年1月に英国南部の観光都市ボーンマスで開催されます。世界中からプロ・アマを問わずダンサーが集まり、激戦を繰り広げる社交ダンス界最高峰レベルの大会のひとつです。「ロンドンインターナショナル選手権」は、毎年10月にロンドンのロイヤルアルバートホールで開催される社交ダンスの国際大会です。

 

まとめ

今回は世界各国に愛好家が多くいる社交ダンスについて、日本で開催される大きな大会を中心に世界の大会も取り上げました。世界には社交ダンスのプロが多くいます。趣味のレベルから、社交ダンスのプロダンサーまで幅が広い世界です。

川崎市の川崎駅西口にある「ダンススタジオすまいる」は新しく広いダンススタジオでありながら、アットホームな温かい雰囲気があふれています。社交ダンスに興味がある方は気軽に遊びに来てください。