身長差の大きさは社交ダンスで不利?身長差を感じさせない方法を解説!

身長差の大きさは社交ダンスで不利?身長差を感じさせない方法を解説!

一般的に身長差が大きいカップルは、ダンスが踊りづらい、身長が低いとダンスがうまく見えにくいといわれることが多々あります。社交ダンスを始めたての人の中には、パートナーとの身長差が大きく悩みを抱えている人も多いでしょう。

そこで今回は、身長差が大きいカップルが社交ダンスを踊る上で気を付けるべきことについてお話していきます。

社交ダンスのうまさに身長は関係ない

身長が低いとダンスがうまくみえないといわれて自信を失う必要はありません。ダンスのうまさに身長の高さは必ずしも必須ではないのです。ダンスをうまく踊るためには、身長という先天的なものではなく、日々の練習や自分やパートナーの体格や身長に合った踊り方で踊る必要があります。

体幹を鍛える

キレの良いダンスを踊るためにはその土台となる体幹トレーニングが必須です。これは身長の大小にかかわらず必要となる部分です。ダンスの基礎となる体幹トレーニングをおろそかにしてしまうと、ダンス中に体の軸がブレやすくなり不格好に見える原因となります。体幹を鍛えることで、ダンスのひとつひとつの動きにメリハリがつくようになり、キレのあるダンスを踊れます。

ダンスが映える衣装を選ぶ

体幹を鍛えてキレのあるダンスを踊れるようになったら、次は社交ダンスで着用する衣装に目を向けてみましょう。身長の高い人は手足が長いため同じようにダンスを踊ったとしても、身長が低い人と比べてダイナミックに見えます。

この差をなくすために活躍するのが社交ダンスで着用する衣装です。社交ダンスの衣装にはさまざまな種類のものがあり、サシュエルジェニファー・ラテンドレスのようにスカートの裾にホースヘアーが巻き込んであるものであれば、身長の低い人でもダイナミックな印象を与えられます。

 

身長差の大きいカップルが無理なく踊るためのコツ

身長差が大きいカップルが、身長差のあまりないカップルと同じように踊ろうと思うと、ついついどちらかが無理をしてしまいがちです。一方が無理をして他方にダンスの際の負荷が偏ると思わぬケガの原因にもなります。

また、身長の低い人がパートナーのダンスに合わせようとすると、常に背伸びをした状態になり重心が高くなりダンスの印象もあまりよくありません。身長差が大きいカップルが一番念頭に置くべきことは、一方がもう一方に合わせるのではなく、身長差がある中でいかに自然に踊るかです。

もちろん高めのヒールやシューズなどを使用して身長差を埋めるというのもひとつの方法です。ここからはヒールやシューズ以外に、身長差の大きいカップルが社交ダンスを踊る際に注意すべき点をお話します。

男女の役割を意識する

これは身長差があるか否かにかかわらず必要なことですが、社交ダンスには男性と女性との間にそれぞれ異なった役割があります。その役割を全うするために、どうすれば良いかを考えながらダンスを踊ることで、自然と無理なダンスを防げます。

社交ダンスにおける男女の役割ですが、男性は女性をリードし踊りやすいようにエスコートし、女性は男性がエスコートしやすいようにフォローしつつダンスを楽しむというものです。この役割は当たり前のように感じますが、ダンスをしているうちに案外意識が薄くなることも多いのが実情です。男性は女性が次の行動に移りやすいようにエスコートしつつ自分のダンスの表現を行わなければなりません。これを常に意識できれば、女性をリードする際、相手が身長の低い女性であれば、自ずとエスコートの方法や手を回す位置などにも気を遣えるようになります。

一方女性側も男性のリードに従いつつ、男性がリードしやすい立ち回りを心掛けなければなりません。しかし、男性のエスコートに身を任せるだけでなく、自分が無理なく踊れるポジションを維持しながら身長差が出やすいタイミングでは、男性側に合わせてもらう方がお互い無理なく踊れるでしょう。

体全体の動きに注意する。

難易度の高いステップを多用する種目を踊るときにはついつい下半身の動きに気を取られますが、実際には下半身の動きと同じくらい上半身の動きも重要です。逆に身長の低い人の場合には、相手の身長に合わせて背伸びをした状態で踊っていると、重心が高くなります。そのため、上半身の動きはある程度気を遣えますが下半身を十分に使えずうまく踊れません。上半身と下半身のどちらも同じくらい意識できてはじめて動きに無駄のないメリハリのあるダンスを踊れます。

 

まとめ

今回は社交ダンスにおける身長差についてお話していきました。身長差があるカップルだとしてもあまり深刻に悩む必要はありません。身長差があるなら相手に合わせた踊り方をすることで他の人と遜色なく踊れます。また、身長差が大きいカップルは他のカップルと比べて目立てるので、そういった意味でも、身長差はデメリットではなくメリットだととらえることもできます。こうした特徴を知り、その身長差を活かして社交ダンスに臨んでみてください。

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