社交ダンス用のシューズの種類は?選び方のポイントを3つご紹介!

社交ダンス用のシューズの種類は?選び方のポイントを3つご紹介!

社交ダンス用のシューズは何を基準に選んだらいいのでしょうか?社交ダンス用のシューズを探すと、意外に種類が多くてどれを選んでいいか迷ってしまいますよね。選び方のポイントを知るだけで、自分にあった社交ダンス用のシューズを迷うことなく選べるようになるでしょう。

今回は、社交ダンス用のシューズの「種類」や「選び方のポイント」をご紹介します。

社交ダンス用のシューズと普通の靴の違いとは?

社交ダンス用のシューズと一般的な靴の違いは「靴底(ソール)」にあります。社交ダンス用の靴底は、スエードのような革素材でつくられているのが特徴です。そのおかげで、ターンなどのなめらかさを求められる動きをスムーズに行えるようになっています。社交ダンス用のシューズは、踊りやすさを重視した「動きやすく」「適度に止まり」「適度に滑る」つくりの靴になっています。

一方、スニーカーのようなゴム底の靴は、細かいステップは踏みやすい反面、ブレーキがききすぎて滑らかな動きを表現するのは難しいでしょう。また、パンプスのような合成樹脂製の靴底は、ツルツル滑って転びやすく、社交ダンスを踊るのには適していません。

 

社交ダンス用のシューズは3種類

社交ダンス用のシューズは、踊りの種類によって主に3つに分けられます。

モダン(スタンダード)用シューズ

ワルツやタンゴなどのペアが組み合って踊るためのダンスシューズです。ダンスの途中でシューズが脱げないように、足全体を包み込むホールド感のあるつくりになっています。男性用のシューズはエナメル素材のものが一般的です。ヒールの高さは2.0~2.5cmと低めで、動きやすさを重視しています。女性用のシューズは、ヒールの高さが5~7cmほどのパンプス型です。足首が安定するため、踊りに慣れない初心者のうちはモダンシューズの方が踊りやすいこともあります。

ラテン用シューズ

ルンバやサンバ、チャチャチャなどの、組み合わないで踊るラテン種目用のダンスシューズです。動きの激しいラテン種目では、柔軟な革素材のシューズが好まれます。男性用は、ヒールの高さが3.5~4.5cmの革製のシューズが一般的です。女性用も革製のシューズが一般的で、手で折り曲げられるほどの柔らかい靴底が特徴です。ヒールの高さは5~8cm程度で、サンダルのように足先がオープンな形状になっています。ラテン種目では重心の位置が重要なため、男性用のシューズもヒールが高めなのが特徴です。

モダン&ラテン兼用シューズ

兼用シューズは、モダン・ラテンのどちらのダンスも踊れるようにつくられています。ダンスによって履き替える必要がなく、どちらの曲も踊れるパーティーなどで好まれ「パーティーシューズ」とも呼ばれます。モダン用シューズのホールド感と、ラテン用シューズの柔軟性を併せもつ兼用シューズは、靴選びに迷っている初心者の方にも最適です。競技会に出場する際には専用のシューズを履くことが推奨されますが、レッスン用や最初の1足として兼用シューズがあると便利でしょう。

 

踊りやすい社交ダンス用シューズとは?選び方のポイント

社交ダンスの上達には、踊りやすいシューズ選びが重要です。それでは、どのようなシューズであれば踊りやすいのか、具体的な項目についてみていきましょう。

足の形にあうサイズを選ぶ

社交ダンス用のシューズは、素足やストッキングを履くので、足に丁度いいサイズのものを選んでください。靴下を着用して履くスニーカーのサイズを参考にすると、大きすぎる可能性があります。また、革製の社交ダンスシューズは履いていくうちに若干生地が伸びるため、ぴったりすぎるサイズを選んで丁度いいくらいでしょう。

ヒールの高さがあっているか

男女ともヒールのあるシューズで踊るのが、社交ダンスの特徴です。女性用のヒールは平均して7cmほどの高さがあるため、初心者の方はうまく踊るのが難しいかもしれません。普段からヒールの高い靴を履き慣れていない場合には、徐々に慣れていくために低いヒールから始めることをおすすめします。目安としては、女性は5cm、男性は2.5cm程度のヒールから慣らしていくとよいでしょう。

また、リハビリなどで社交ダンスを踊る方に向けた、3cmヒールの女性用シューズも販売されています。慣れないうちはヒールの高さにこだわらずに、足に負担のかからないシューズを選ぶとよいでしょう。

ホールド力をチェックする

踵から踏み込んで蹴りだす力が必要なモダンダンスでは、シューズのホールド力が踊りやすさに影響します。モダン用のシューズを選ぶ際には、踵や足全体をすき間なく包み込む安定感があるかをチェックしましょう。ホールド力を高めるためには、前述したように自分の足の形にあったサイズ選びが大切です。

別売りのシューズベルトで足の甲をしっかり固定することで、ホールド力や安定性を増す方法もありますので、ストラップのついていないシューズでも安定感を高められます。

 

まとめ

今回は、社交ダンス用のシューズの「種類」や「選び方のポイント」を紹介しました。自分の足の形にあったシューズを選ぶことが、社交ダンスの踊りやすさや上達の早さにつながるでしょう。踊っている最中に靴が脱げたり、足元がぐらついたりすることがないように、選び方のポイントをチェックしてシューズ選びの参考にしてください。

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