社交ダンスのスタンダードには5種類ある!特徴や初心者向けのダンスをご紹介します

社交 ダンス スタンダード

 

社交ダンスには10種類あり、「スタンダード(モダンダンス)」と「ラテンアメリカン」と呼ばれている2種目に分かれています。それぞれの種目に分類されている10種類のダンスには特徴があるので、自分に合ったダンスを選ぶ参考にしてください。

 

今回は、社交ダンスのスタンダードについて詳しく解説していきます。それぞれのダンスの特徴や初心者向けのダンスについてもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

 

社交ダンスには「スタンダード(モダンダンス)」と「ラテンアメリカン」の2種目がある

社交ダンスには、「スタンダード(モダンダンス)」と「ラテンアメリカン」の2種目があり、それぞれダンスの内容が異なります。一般的に「スタンダード(モダンダンス)」は比較的スローなテンポの音楽に合わせて踊るダンスですが、「ラテンアメリカン」ではダンスがスピーディーです。社交ダンスを踊る際には、どのようなダンスを踊りたいかをイメージした上で、種目を選ぶと良いでしょう。

 

スタンダードの特徴

スタンダード種目には、男女がホールドを組んで踊る特徴があります。ホールドとは、お互いの空間の形を保つようにして作る上半身の枠を意味します。ホールドが崩れるとバランスを失ってしまい、ダンスが乱れてしまうため、ホールドのやり方を理解しておくことが重要です。

 

またリズムがゆったりとしたスタンダード種目は、ラテンアメリカンよりも優雅な印象があります。男性は燕尾服、女性はロングドレスを着用して踊るため、露出の激しい服装でダンスすることはほとんどありません。

 

日本で踊られている「スタンダード」は5種類

スタンダード種目には下記の5種類があり、それぞれ特徴があります。

 

<スタンダードの種類>

  • ワルツ
  • タンゴ
  • スローフォックストロット
  • クイックステップ
  • ヴェニーズワルツ

 

それぞれのダンスについて詳しく解説しますので、これから社交ダンスを始める方はぜひご覧ください。

 

ワルツ

ワルツの発祥は、18世紀のオーストリアやドイツであると言われています。日本にワルツが知られるようになったのは明治時代であり、上流階級の人々に親しまれていました。

 

3拍子の緩やかな音楽にのせて踊るため、社交ダンスを始めた方が最初に習うケースが多いです。ライズ&フォールと呼ばれる上下運動や大きなスウィングを織り交ぜながら踊ります。

 

タンゴ

タンゴは19世紀のアルゼンチンで生まれました。タンゴには「アルゼンチン・タンゴ」と「コンチネンタル・タンゴ」がありますが、社交ダンスの種目で踊られているタンゴは「コンチネンタル・タンゴ」です。

 

4拍子の音楽に合わせて踊る情熱的でキレのあるダンスが特徴であり、1拍目と3拍目に強いアクセントがあります。タンゴを習得すればかっこ良くシャープなダンスを踊れるようになるでしょう。

 

スローフォックストロット

19世紀のアメリカが発祥であると言われています。ラグタイムという音楽が生まれた直後に踊られるようになったのが「フォックストロット」であり、その後イギリスでスローフォックストロットが誕生しました。

 

フォックストロットはスピーディーでキレのあるダンスですが、一方スローフォックストロットは4拍子のリズムで1拍目と3拍目にアクセントがあるスローテンポのダンスです。スローフォックストロットにはワルツの要素が入っているため、「見分けがつきにくい」と感じる方もいます。

 

クイックステップ

クイックステップは、1920年代にアメリカにあるサウスカロライナ州のチャールストンという街で生まれました。当時「ワンステップ」と呼ばれていたものが社交ダンスの競技種目として認定された後に、「クイックステップ」という名称に変わりました。

 

クイックステップは4拍子でテンポの良い曲に合わせて踊るダンスであり、跳んだり跳ねたりするステップがあるため、動きが多いです。

 

ヴェニーズワルツ

ウィーン発祥のワルツであり、ウィンナ・ワルツとも呼ばれます。ワルツには5種類ありますが、社交ダンスの種目に含まれているのはワルツ(スローワルツ)とヴェニーズワルツのみです。

 

ヴェニーズワルツは3拍子の曲に合わせて踊りますが、ワルツよりもリズムが速くステップは比較的シンプルです。競技会などでヴェニーズワルツを大勢で踊ると、まるで舞踏会にいるかのようなムードになるでしょう。

 

社交ダンス初心者でも踊れるスタンダードは?

スタンダード種目の中でもっとも初心者向けなのは、ワルツでしょう。ワルツはステップが覚えやすく音楽がゆったりとしているため、初心者でも踊りやすいです。

 

一方で、ヴェニーズワルツは曲が速く、ダンスを習い始めたばかりの方では難しいと思われます。回転に慣れていないと目を回してしまうこともあるため、ある程度ダンスを習った後に挑戦しましょう。

 

まとめ

社交ダンスのスタンダード種目について、詳しく解説しました。スタンダード種目には、「ワルツ」「タンゴ」「スローフォックストロット」「クイックステップ」「ヴェニーズワルツ」の5種類あります。社交ダンスを始めたばかりの方は、ワルツから入るとダンスを楽しみやすいでしょう。

 

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