社交ダンスは「スタンダード」と「ラテンアメリカン」に区別されており、そこからさらに10種目に分かれています。数ある種目の中でも「ワルツ」は初心者でも取り組みやすい基礎的な種目であり、ゆったりとした曲に合わせて踊る優雅なダンスが特徴です。
今回は、ワルツを踊る際に覚えておきたいステップについて解説していきます。ダンスを踊ったことがない方やこれから社交ダンスを始める予定の方は、ぜひご覧ください。
社交ダンスのステップについて
社交ダンスを踊る際に欠かせないのが、ステップの習得です。ダンスを習い始めたばかりだと「ステップが覚えられない」「ステップを踏む際にどうしてもぎこちなくなってしまう」などの悩みを抱えやすい方が多いです。
そのためステップの特徴を知って、動きがスムーズになるまで練習を重ねていきましょう。
社交ダンスにはステップの種類が300個以上もある
社交ダンスは、スタンダードとラテンアメリカンに分かれます。それぞれ100個以上のステップがあり、バリエーションと呼ばれる発展形のタイプを合わせるとその数は300個以上にもなるのです。
始めからすべてのステップを覚えることは難しいため、まずは基本的なステップから習得していきましょう。
ワルツは初心者向けの種目
ワルツは3拍子のゆっくりとした曲に合わせて踊るため、初心者でも比較的取り組みすいと言われています。ワルツはスタンダード種目に分類されており、社交ダンスではメジャーな踊りです。
<社交ダンス>
スタンダード(モダンダンス) |
ラテンアメリカン |
---|---|
・ワルツ ・スローフォックストロット ・タンゴ ・クイックステップ ・ヴェニーズワルツ |
・パソドブレ ・ルンバ ・チャチャチャ ・サンバ ・ジャイブ |
ワルツの基本ステップ
ワルツには、以下の基礎中の基礎とも言えるステップがありますので、最初に習うケースが多いです。
<ワルツの基礎的なステップ>
- ナチュラル・スピンターン:足の使い方は重要な合計6歩のステップ
- ウイスク:男性は右へ、女性は左へ進んでプロムナードポジションで折り返す
- シャッセ フロム PP:PP(プロムナードポジション)から始めてシャッセする
- ベーシック・ウィーブ:ペアがお互いの位置を入れ替えるようにして踊る
これらの基礎的なステップを習得したら、そのほかの基本ステップも練習していきましょう。
<ワルツの基本ステップ>
- クローズド・チェンジ
- リバースターン
- ナチュラル・スピンターン
- クローズド・インピタス
- ヘジテーション・チェンジ
- アウトサイド・チェンジ
- リバース・コルテ
- バック・ウイスク
- ダブル・リバース・スピン
- リバース・ピボット
- バック・ロック
- プログレッシブ・シャッセ・ツー・ライト
- ウィーブ・フロムPP
- クローズド・テレマーク
- オープン・テレマーク・アンド・クロスヘジテーション
- オープン・テレマーク・アンド・ウイング
- オープン・インピタス・アンド・クロスヘジテーション
- オープン・インピタス・アンド・ウイング
- アウトサイド・スピン
- ターニング・ロック
- レフト・ウイスク
- コントラ・チェック
- クローズド・ウイング
- ターニング・ロック・ツー・ライト
- フォーラウェーリバース・アンド・スリップピボット
- ホバー・コルテ
「こんなにたくさんステップがあるの?」と戸惑っている方もいるでしょう。しかし、一度習得するとシンプルなことがわかります。
たとえば「オープン」がついている場合にはプロムナードポジションに開くと理解できるようになり、逆に「クローズド」がついている場合にはクローズドポジションのままであるということがわかるようになります。そのほかにも「フロムPP」はプロムナードポジションからステップ、「アウトサイド」はペアの右外側へステップ、「バック」は男性の後退、「ターニング」は回転しながらダンスするという意味があります。
ワルツを踊る際にはこれらのステップを組み合わせてダンスするため、まずはゆっくり真似をすることから始めてみましょう。またステップの次に続くステップはある程度決まっていますので、一つ一つ覚えるのではなく一連の流れを掴むと良いかもしれません。
まとめ
ワルツのステップについて、種類と特徴をご紹介しました。社交ダンスには300個以上ものステップがあると言われており、始めすべてを覚えるのは非常に困難です。そのため、まずは基礎的なステップから習得し、徐々にスキルアップしていきましょう。
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