上品で優雅な雰囲気の社交ダンスですが、美しく踊るには筋力が求められます。特に運動量の多いダンスを踊る場合には、きれいな姿勢をキープするために筋トレが必要です。
本記事では、自宅などでできる筋トレ術をご紹介します。「筋力をもっとつけたい」「激しいダンスも踊れるようになりたい」と思っている方は、ぜひ参考にしてください。
社交ダンスとは
社交ダンスとは、ペアを組んだ男女が音楽に合わせて踊るダンスです。日本ではおよそ100万人に親しまれていると言われています。
社交ダンスには10種類のダンスがあり、それぞれ特徴が異なります。活動量が多く、スピーディーな曲に合わせて踊るダンスもありますが、ワルツのようにゆったりとした曲に合わせて踊る初心者向けのダンスもありますので、「ダンスを習うのははじめて」という方でも取り組みやすいです。
社交ダンスを踊るには筋力が必要
男女が優雅に踊る社交ダンスですが、どの踊りに挑戦する場合でも筋力が必要です。そのため、筋トレは社交ダンスの基礎と言えます。
たとえば社交ダンスで重要な点のひとつに、ピンと伸びた美しい背筋をキープすることが挙げられます。背筋を伸ばした姿勢を長時間維持することは、なかなか難しいでしょう。このように社交ダンスを美しく優雅に踊るためには、筋力が欠かせないのです。
社交ダンスで鍛えるべき筋肉
社交ダンスで鍛えるべき筋肉の中でも、重要な部位は以下の3つです。
<社交ダンスで鍛えるべき筋肉>
- 腸腰筋(ちょうようきん)
- 広背筋(こうはいきん)
- 僧帽筋(そうぼうきん)
それぞれの筋肉について詳しく解説します。
①腸腰筋(ちょうようきん)
上半身と下半身をつなぐ筋肉であり、大腰筋と腸骨筋を組み合わせた部位の総称です。いわゆるインナーマッスルと呼ばれている部位であり、深腹筋(しんふっきん)と呼ばれることもあります。
腿や膝を持ち上げる動きを支えるだけでなく、姿勢やプロポーションに関わる筋肉でもあります。身体のバランスをキープして、良い姿勢を保つことに欠かせない社交ダンスでは欠かせない筋肉と言えるでしょう。
②広背筋(こうはいきん)
背中の大半を占める大きな三角形の筋肉であり、左右対称になっている特徴があります。たとえば懸垂をする場合など、腕と身体を引きつける際に広背筋は大切な役割を担っています。
背中から腰、腕へとつながっているため、腕を閉じたり、後ろに上げたりする動作でも使われます。水泳や柔道のように、自分に引き寄せる動作をするスポーツに欠かせない筋肉であり、社交ダンスでも大いに役立ちます。
③僧帽筋(そうぼうきん)
首の後ろや背中、鎖骨などに広がっている筋肉です。姿勢のキープに重要であり、疲労がたまると肩こりの原因になります。
姿勢の維持だけでなく、「肩甲骨を正しい位置に保つ」「肩を落とす」「腕を上げる」などの動作にも役立ちます。また頭皮から顔の筋肉を動かしてたるみを防止する役割もあるため、社交ダンスに欠かせない笑顔にも役立つはずです。
おすすめの筋トレ術
次に、社交ダンスで鍛えるべき筋肉のトレ術をご紹介します。
<上半身を鍛える>
- 足を肩幅より少し広めくらいに開きます
- 膝を曲げて、両手で床にそっと触れます
- その姿勢のまま、両手を使って両足の甲に触れます
- 起き上がり、まっすぐ立ちます
- この姿勢を1分程度続けます
<下半身を鍛える>
- 足を肩幅くらいに開きます
- 好きなサンバの曲に合わせて、スクワットをします
- お尻をつきださないようにして、姿勢をキープしましょう
以上のトレーニングを毎日コツコツと行っていけば、筋力アップを目指せるでしょう。ただし、身体に不自然な痛みを感じた場合は中止してください。
まとめ
社交ダンスに欠かせない筋肉について、詳細やトレーニング方法をご紹介しました。社交ダンスは有酸素運動の一種であり、音楽が流れている間は美しい姿勢をキープしたまま踊る必要があります。
ピンと伸びた正しい背筋をキープしたり、きれいなシルエットを保ったままダンスしたりすることはなかなか難しいです。特に運動量の多いダンスを踊るときには、筋力がないとバテてしまう場合もあるでしょう。運動不足の方は、ぜひ本記事を参考にして筋トレを始めてみてください。
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