日常生活のあらゆる場面に、ストレスを感じる機会が潜んでいます。現代社会とは切っても切り離せないストレスですが、緩和することも可能です。
ストレスの発散方法にはいくつかの種類がありますが、今回おすすめしたいのが社交ダンスです。社交ダンスにはストレス緩和につながる嬉しい効果がたくさんあることをご存じでしょうか。
本記事では、社交ダンスを始めることで期待できる効果とストレス発散につながる理由をご紹介していきますので、「趣味を楽しみながらストレスを発散したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
社交ダンスはストレス発散にぴったり
結論からお伝えしますと、社交ダンスはストレス緩和にぴったりの方法です。社交ダンスとは、男女一組になって踊るダンスです。世界各国で親しまれており、日本でのダンス人口はおよそ100万人と言われています。
社交ダンスの歴史は古く、12世紀ころにヨーロッパの貴族を中心に流行し、日本では明治時代から社交ダンスが踊られるようになったそうです。現代では、社交ダンスをテーマにした映画や番組などで存在を知ったという方も多いでしょう。
社交ダンスは「スタンダード」と「ラテンアメリカン」という種類に分けられ、「ワルツ」や「チャチャチャ」などの種目があります。テンポがゆっくりで基礎的な動きをする種目なら、「一度もダンスをしたことがない」という初心者でも始められますので、気軽に挑戦してみましょう。
ストレス社会とも呼ばれる現代において、緊張感を持っている時間が多かったり、疲労がたまって疲れ切っていたりする方は大勢います。メンタルヘルスケアの重要性が問われる中で、どのようにストレスを発散するかが大きな問題になっているのです。
そのため「ストレス発散をしたい!」という方は、ぜひ日本国内外に多くの愛好者がいる社交ダンスを始めてみてください。
どうしてストレスがたまるの?
そもそも、どうしてストレスがたまるのかをご存じでしょうか?ストレスとは、外部からの刺激によって緊張状態に陥ることです。
外部からの刺激には「騒音」「季節の変わり目などによる天候の変化」などが挙げられます。これらの嫌なことや辛いことによる心身の変化が、「怒りっぽくなる」「眠れなくなる」「体調不良」などを引き起こすのです。
社交ダンスがストレス発散におすすめの理由
次に世界各国で愛されている社交ダンスが、ストレス発散に最適である理由についてご紹介します。
<社交ダンスがストレス発散におすすめの理由>
- 曲に合わせてダンスすることでリラックスできる
- ダンスの上達によって自己肯定感が高まる
- 仲間との絆が産まれて孤独感が解消される
- スキンシップによって多幸感がもたらされる
社交ダンスならではの特徴が、ストレス発散につながっていきます。社交ダンスに興味をお持ちの方は、ぜひ詳しい理由もチェックしてください。
曲に合わせてダンスすることでリラックスできる
社交ダンスでは、さまざまな曲に合わせてダンスをします。曲に合わせて身体を動かすことでリラックスでき、ストレス緩和につながるのです。
音楽にはリラックス効果があると言われており、人の心を癒して感情を落ち着かせてくれます。仕事でイライラしていたり、神経が高ぶっていたりするときに音楽を聴くと「自然と気持ちが穏やかになっていった」という経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
またストレス緩和には、有酸素運動が効果的だという意見もあります。身体を動かすことで血流が良くなり、強張っていた筋肉の緊張がほどけていくと、副交感神経が活性化して心身が癒されていきます。社交ダンスは有酸素運動ですので、このような効果が得られると考えて良いでしょう。
社交ダンスで曲に合わせて身体を動かすことでリラックス効果が生まれ、ストレス発散につながります。
ダンスの上達によって自己肯定感が高まる
社交ダンスを習い始めたら、定期的に練習をします。徐々にダンスが上達していくと自分に自信がつき、自己肯定感を高められるでしょう。
自己肯定感とは、あるがままの自分を認めて肯定する感覚を指します。自己肯定感が低い状態では何事もネガティブに捉えてしまい、自分が抱えているストレスと向き合うことが億劫になってしまうでしょう。
社交ダンスでは、発表会など人前でダンスを披露する機会があります。目標を定めて練習し、大勢の前でダンスを踊ることで、大きな自信につながり自己肯定感を高められるのです。
仲間との絆が生まれて孤独感が解消される
社交ダンスでは、仲間とともにダンスを踊ります。仲間との絆が生まれると孤独感が解消され、気持ちが前向きになるでしょう。
「会社と自宅の往復しかしていない」など、他人と接する機会がほとんどないという方もいるのではないでしょうか。そんな方にこそ、社交ダンスはおすすめです。
社交ダンスは男女一組になって踊るダンスであり、習い始めると仲間が自然にできます。孤独によるストレスに打ち勝つために、社交ダンスを始めてはいかがでしょうか。
スキンシップによって多幸感がもたらされる
社交ダンスでは手と手を取り合いダンスするため、他のダンスよりもスキンシップの機会が多くあります。肌と肌が触れることで、「幸せホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」が分泌されて多幸感がもたらされるでしょう。
オキシトシンは親しい人とのふれあいによって増加することがわかっています。社交ダンスを通じてできた仲間と手と手を取り合いダンスすることで、効果的にストレスを緩和できるでしょう。
社交ダンスが脳や身体にもたらす嬉しいできごと
社交ダンスは、脳や身体にさまざまな嬉しいできごとをもたらしてくれます。ストレス発散にもつながる心身の変化については、以下の一覧をご覧ください。
<社交ダンスが脳や身体にもたらす嬉しいできごと>
- 姿勢の改善が期待できる
- 足が鍛えられる
- 脂肪燃焼効果が期待できる
- 脳が活性化される
自分に自信がつき、日常生活が変化することで効果的にストレスを緩和できるでしょう。
姿勢の改善が期待できる
社交ダンスを始めると、筋肉や体幹が鍛えられて猫背などの悪い姿勢が改善されます。社交ダンスで大切なことは、真っ直ぐ立つことです。練習を重ねることで無理なく美しい姿勢が身につくため、姿勢が良くなる方が大勢いらっしゃいます。
姿勢が良いと、スタイルも良く見えるものです。鏡に映る自分の姿が美しくなると、自己肯定につながるでしょう。
足が鍛えられる
社交ダンスでは、下半身を積極的に動かします。足の筋肉を使うことで、第2の心臓とも呼ばれる足を効果的に鍛えられるのです。
足は心臓から離れているため、血液がたまりやすく、場合によってはむくみやだるさなどの症状が現れることもあります。社交ダンスで足を動かして鍛えることによって血液の循環が良くなり、老廃物の蓄積などによる身体への負担を効率良く緩和できるでしょう。
脂肪燃焼効果が期待できる
社交ダンスを始めると、インナーマッスルが鍛えられて脂肪燃焼効果が期待できます。身体の深い部分にあるインナーマッスルを鍛えると、代謝が改善されます。
代謝が良くなると脂肪燃焼が速やかに行われるようになるため、効果的に脂肪を減らせるのです。また日常生活におけるカロリー消費量も高まります。
ぽっこりお腹など、気になる部分が解消されることで自分のスタイルに自信がつき、ストレスに負けない前向きな気持ちを手に入れられるでしょう。
脳が活性化される
次のステップを考えながら音楽に合わせてダンスすることで脳が活性化され、認知症の予防にもつながるでしょう。ストレスがたまると脳が委縮して認知機能に影響を及ぼすという説がありますので、ストレスケアは認知症を進行させないためにも重要なポイントです。
認知症が気になっている方は、ストレス緩和につながる嬉しい効果がたくさん期待できる社交ダンスを始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
社交ダンスがストレス発散につながる理由と、期待できる嬉しい効果について解説しました。日本国内では、およそ100万人以上が社交ダンスを楽しんでいると言われていますので、日本人にとって親しみ深い社交ダンスは、ストレス緩和にぴったりの方法です。
社交ダンスを始めると、「幸せホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」の分泌増加や、リラックス効果や自己肯定感の上昇、孤独感の解消に効果が期待できるでしょう。そのほかにも脂肪燃焼効果や姿勢の改善、脳の活性化などの嬉しい変化を得ている方もいらっしゃいます。
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