社交ダンスを始めようとしている方の中には、「自宅で好きな時間に社交ダンスを学びたい」「忙しくて社交ダンスを習いに出かける時間がない」という悩みを持つ方もいるでしょう。社交ダンスを習う際には社交ダンス教室やサークルに通うのが一般的ですが、自宅などの好きな場所でステップを覚えることも可能です。そのような場合には、どうやって社交ダンスを覚えたら良いのでしょうか。
今回は社交ダンスを独学で覚えたいという方に向けて、学ぶ方法やメリット・デメリットをご紹介していきます。また社交ダンスを始める際におすすめの方法もお伝えしますので、参考にしてください。
社交ダンスを独学で覚えることは可能
YouTubeなどの動画サイトを見れば、独学で社交ダンスを覚えることは可能です。また書籍でステップの基本を覚えるのも良いでしょう。
社交ダンスでは、男女一組になって音楽に合わせて踊ります。「スタンダード」と「ラテンアメリカン」の2種類に分かれており、そこからさらに「ワルツ」や「チャチャチャ」などの10種目があります。
初心者でも始められる種目もあるため「ダンスに全く触れたことがない」という方でも始めやすいです。しかし、ダンスを踊るためには基礎的なステップを学ぶ必要があり、踊っている最中の姿勢も重要です。
実際にダンスを踊る際にはYouTubeなどの動画サイトを使って丁寧にフォームを身につけていく必要があります。動画サイトで「社交ダンス」と検索すると、多くのレッスン動画がヒットします。そのため独学で社交ダンスを覚えたい方は、YouTubeを始めとする動画サイトを積極的に活用することをおすすめします。
独学で覚えるメリット
社交ダンス初心者に向けて、独学で覚えるメリットをご紹介します。
<独学で覚えるメリット>
- 安価で始められる
- 時間の都合をつけやすい
独学で社交ダンスを覚える前に、まずはメリットを確認していきましょう。
安価で始められる
社交ダンスに関する動画サイトや書籍を活用して学ぶ場合、ダンス教室やサークルに通うよりもずっと安い値段で済みます。
ダンスを本格的に踊るためには専用のシューズやウェアを購入する必要がありますが、「まずは社交ダンスが自分に合っているのか確かめたい」「教室に通う前に基礎を身につけておきたい」という方にとっては、安く始められる点は大きなメリットとなるでしょう。
時間の都合をつけやすい
独学で習得するならば、すき間時間を見つけて社交ダンスを覚えることができます。教室やサークルに通って社交ダンスを習うのが一般的ですが、中には「仕事が忙しくて時間がない」「決まった曜日や時間に参加できない」という方もいるでしょう。
その点独学なら、自宅などの好きな場所で空いた時間にダンスを覚えられます。社交ダンスに興味はあるけれど、時間を確保するのが難しい方にぴったりです。
独学で覚えるデメリット
しかし、社交ダンスを独学で覚える際には、メリットだけでなくデメリットもあります。
<独学で覚えるデメリット>
- 正しいフォームが身につかない可能性がある
- ズレを客観的に指摘してもらえない
誤った練習方法を続けていると、腰などを痛めてしまう恐れもありますので、独学で始める前に必ずデメリットもチェックしておきましょう。
正しいフォームが身につかない可能性がある
独学で社交ダンスを覚える場合、変なクセがつくなど正しいフォームが身につかない可能性があります。社交ダンスで大切なのは、ピンと伸びた美しい背筋をキープする点です。しかしデスクワークなどで猫背になってしまっている方の中には、姿勢が悪くなってしまっている方もいます。
通常は練習を重ねるごとに背筋が鍛えられて見た目が変わっていきますが、独学でダンスを踊っていると正しい姿勢が身につかず、場合によっては腰を痛めてしまうケースもあります。
変なクセがついてしまったり、腰を痛めてしまったりすると、社交ダンスを続けることが嫌になってしまうかもしれません。そこで正しいフォームを身につけるためには、自分の姿を鏡などでチェックしながら無理せず行いましょう。
ズレを客観的に指摘してもらえない
フォームやステップなどのズレを客観的に指摘してもらえないデメリットもあります。動画を視聴しているだけでは、上達するためのアドバイスがもらえません。またフォームが乱れていても指摘してもらえないため、上達スピードが遅くなってしまう恐れがあるのです。
初心者におすすめの始め方
本項目では、社交ダンス初心者におすすめしたい始め方をご紹介していきます。独学以外で社交ダンスを始める場合は、「社交ダンス教室」もしくは「社交ダンスサークル」に通うのが一般的でしょう。教室やサークルに通うことで、切磋琢磨しながら楽しく社交ダンスを学べるはずです。
社交ダンス教室
これから社交ダンスを習う方におすすめしたいのが、社交ダンス教室への入会です。社交ダンス教室では初心者向け・経験者向けのレッスンを開講しており、「ダンスを楽しみたい」という方だけでなく、競技ダンスを目指している方も通っています。
教室によっては現役学連チャンピオンが所属しているなど、社交ダンスの上達を目指している方にとっては理想の環境が整っているところもあるでしょう。平日・土日・夜間にレッスンを開講している教室もあり、忙しい方でも都合に合わせて通いやすいメリットもあります。レッスン料は社交ダンスサークルに通う場合よりも高くなる傾向にありますが、「丁寧に指導してもらいたい」という方にぴったりでしょう。
「社交ダンスを楽しみたい」「パーティーでダンスを踊れるようになりたい」という方には、社交ダンス教室への入会をおすすめします。
社交ダンスサークル
また社交ダンスサークルに通うことも検討してみてください。社交ダンスサークルは、公民館やリハーサル室などを使って定期的に活動しています。
月額の会費が数千円程度で済むため「お金をあまりかけられない」という方にもおすすめです。基本的に初心者・経験者問わず入会可能であるため、「ダンスを全く踊ったことがない」という方でも気軽に始められます。
年齢が近く社交ダンスが好きな仲間で集まってダンスを踊るため、「社交ダンスを通じて仲間を作りたい」という方にぴったりなのが社交ダンスサークルです。
ただし活動日時が「毎週木曜日の19時から」など細かく決まっているケースが多いため、「活動日に都合がつかない」と悩む方もいるようです。そのため、自分の予定や都合に合わせてダンスを楽しむことは難しい点には注意しましょう。
まとめ
社交ダンスを独学で覚える際のメリットやデメリット、初心者におすすめの習い方をご紹介しました。独学でダンスを覚える際には、正しいフォームを身につけるために、全身が映る鏡を使ってのびのびとダンスできる広い場所で練習を重ねる必要があります。動画サイトや書籍を利用して独学でダンスを学ぶことも可能ですが、ダンスの上達を目指す方には社交ダンス教室に通うことをおすすめします。
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